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PRINCIPALITY OF ZEON CHAR'S CUSTOM TYPE AMPHIBIOUS MOBILE SUIT
公国軍における水陸両用MSの開発は、宇宙世紀0079年2月の"地球侵攻作戦"の決定を待って着手された。初期の計画は06系の機体を改修して運用するというものだったが、MS-06Mザクマリンタイプは耐圧や装甲形状などのファクターからも実戦に耐え得るものではなかったため、全く新たな観点から水陸両用MSが開発されることとなった。
「ズゴック」はMSM-03ゴッグなどの機体の実働データをもとに、第二期開発計画に基づいて開発された機体で、一年戦争における水陸両用MSの中でも屈指の名機と言われている。
中でもSタイプには、選りすぐりの部材が使用され、ジェネレーターの慣らしやフレームのマッチングなど、スペックに表れない工程上の配慮がなされており、対MS戦においても、パイロットによっては白兵専用機並の戦果を上げたと言われている。公国軍が開発した水陸両用MSは、水冷構造などを取り入れた新たな冷却システムが開発されたことによって、標準的な機体と比べ、単純計算で2~3倍のジェネレータ出力を持っている。ビーム兵器の搭載も比較的早期に達成され、ゴッグと比較して稼働時間も大幅に延長されている。
ズゴック初号機の完成は、アッガイなどの特殊用途の機体に遅れはしたものの、その分完成度の高い機体となっており、特に"シャア専用"としても知られるS型には、更なる高性能機の開発を指標とするデバイスが試験的に搭載されている場合が多く、「赤い」機体でなくとも、各地で赫々たる戦果を上げたと言われる。
[組立説明書より引用]
HGUC #019
シャア専用ズゴック
フィニッシャーズがメイン