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ブッホ・ジャンク社は、スペースデブリ回収を基幹事業として財を築いた企業である。創業者はシャルンホルスト・ブッホ。同社は、アナハイム・エレクトロニクス社の下請けとして宇宙関連産業に進出。後年、宇宙世紀に一時台頭した複合企業体「ブッホ・コンツェルン」の中核企業の一つと成長することとなる。そのブッホ・ジャンク社を介して製造されたかは不透明だが、シャルンホルストが組織した私兵集団「バーナム」で秘密裏に運用された機体が「ガンダムAN-01 "トリスタン"」である。
U.C.0079に完成しサイド6に納入された地球連邦軍のニュータイプ専用機「ガンダムNT-1 "アレックス"」がベースとなっており、戦闘中に中破、実戦投入が困難となった機体を流用。特に破損した頭部をはじめ、ランドセルや胸部や腰部は新造されている。"アレックス"自体の入手経路は不明だが、ブッホ・ジャンク社が数多くのモビルスーツやジャンクパーツを合法・非合法で大量に入手、その横流しで財を集め、傭兵を囲うなどして着々と底力を付けていたことは疑いない。
デブリ回収業から始まり、モビルスーツ開発に着手、最終的にどのようにオリジナルモビルスーツを開発するまでに至ったかは明らかにされていないが、十数年後にブッホ・コンツェルンは、突如として従来の機体よりも小型で高性能なモビルスーツのロールアウトを可能とした。水面下で戦略戦術研究所(後のサナリィ)などとの関係を築いていたことは間違いない事実だろう…。
[組立説明書より引用]
HGUC #205
ガンダムAN-01 トリスタン
HGUC #191
ガンダム(REVIVE)
フィニッシャーズがメイン