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A.E.U.G. ATTACK USE PROTOTYPE MOBILE SUIT
「百式」は、エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクスが極秘裏に推進する"Zプロジェクト"によって開発された試作MSである。Zプロジェクトは、エゥーゴの戦略に応じた"無重量空間から重力下まで投入可能な汎用性の高い(可変)MSを開発する"というものだったが、百式は変形機構に欠陥が発見されたため、可変MSとしての開発は中断された。しかし、機体自体のポテンシャルが高かったため、急遽、非変形型の機体として仕様変更され、当時の標準的な量産型MSとは一線を画す高性能機となっている。脚部の独立式デュアルフロートアーマーや背部のフレキシブル・バインダーなどは、その名残であると言われている。後にこの機体の基本設計を踏襲したバリエーション機なども開発され、ガンダム系の機体系譜にその名をとどめている。
エゥーゴにおいては、百式は高速戦闘用MSとして位置づけられている。開発母体となったのは、リック・ディアス以降の開発計画における近接、格闘戦闘用MSの基礎フレームで、それにRX-178の奪取によって入手したムーバブル・フレームのコンセプトを導入するという手法が採用された。また、可変機構の破棄が決定した段階で、研究中の各種装備の運用試験にも用いられることが決定したため、そのアビオニクスは複雑化しており、基本的にはワンオフの機体となっている。特に背部のフレキシブル・バインダーは、空力的にも優秀であったため、重力下における空中戦などにおいても有効に機能したといわれている。
[組立説明書より引用]
HGUC #048
百式+メガバズーカランチャー
フィニッシャーズがメイン