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A.E.U.G. ATTACK USE PROTOTYPE MOBILE SUIT
MSN-00100 百式は、 反地球連邦組織エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社が実施した「Z計画」において開発されたMSである。
百式は当初、可変機であるMSN-001 δ(デルタ)ガンダムとして開発が進められていた。しかし、バインダーの耐久性やムーバブル・フレームの強度などの問題が解決できず、開発は一旦中止される。しかし、エゥーゴにRX-178 ガンダムMk-Ⅱがもたらされたことで、事態は好転。同機に使用されていたムーバブル・フレームのデータを用いることで、 Z計画は進展、それに伴い百式の開発も再開された。この結果、百式は非可変機として再設計され、完成に至った。脚部のフロート・アーマーやフレキシブルバインダーなどが、可変機として設計されていたことの名残である。 特殊な開発経緯に加え、百式の存在を際立たせているものがある。それが「金色」の機体色である。これは耐ビーム・コーティング効果を持つ合成樹脂のエマルジョンの一種で、資源衛星で発見された特殊な材料をベースに調合した皮膜材とされる。金色という兵器には不釣り合いなこのコーティングは、開発主任を務めたM・ナガノ博士の要望にクワトロ・バジーナ大尉が理解を示したことで採用された。なお、この塗装は「超硬化プラスチック装甲」と定義される場合もある。さらに、オリジナルのレシピでのコーティングはロールアウト直後だけであったと言われる。また、百式という機体名称は、M・ナガノ博士が「百年保つMS」という願いを込めて付けたことは、広く知られている。
MS技術が急速に発展したU.C.0080年代後半において、百式はいくつかのバリエーション機が開発された。さらにベース機とも言えるデルタガンダムは、U.C.0090年代にMSN-001A1 デルタプラスとして完成するに至った。こうして百式は系列機も含めて 「百年保つMS」の系譜を築いたと言えるだろう。
メガ・バズーカ・ランチャーは、MSが携行可能な最大火力を持つ兵器としてエゥーゴが開発した大型ビーム兵器である。
自航可能な推進装置を備え、運用するMSに極力負担をかけないよう配慮されており、機能的には、その管制と制御のためにMSが必要であった。ただし、この砲を制御している間、エネルギーの充填に時間がかかることもあって、運用するMSは基本的に近接戦闘が不可能となるため、機体とパイロットは、戦闘空域から離れていても伏兵による攻撃を察知して即座に回避、応戦が対応可能なほど優秀でなければならなかった。そこで、主に百式とクワトロ大尉が運用することになったいう説もある。
メガ・バズーカ・ランチャーが実際にあげた戦果は評価の分かれるところだが、その大きさ(ある意味では"小ささ")に対しての威力は否応なく破格であったため、さらにMSとの連携に配慮した装備の開発が進められることとなった。
[組立説明書より引用]
HGUC #200
百式 (REVIVE)
HGUC #048
百式+メガバズーカランチャー
(B)=ボーンペイント
(G)=ガイアカラー
(C)=クレオス Mr.カラー