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E.F.S.F.(LOND BELL UNIT) AMURO RAY'S CUSTOMIZE MOBILE SUIT FOR NEWTYPE
RX-93-ν2 Hi-ν(ハイ・ニュー)ガンダムは、「シャアの反乱」に対処すべくロンド・ベル部隊に配備されたニュータイプ専用MS(モビルスーツ)である。この機体は、元々地球連邦軍がAE(アナハイム・エレクトロニクス社)のフォン・ブラウン工場に開発させていた新型MSで、ロンド・ベルに指揮官として赴任したブライト・ノア大佐が、その際の手土産として手配したものである。メイン・パイロット兼エンジニアでもあったアムロ・レイ大尉は、その機体に自分の設計したサイコミュを搭載させた上で、ロンド・ベルの正式採用機とした。
基本設計は歴代の"ガンダムタイプ"の平均値にアップデートを施したもので、複雑化、大型化していた当時のMSの傾向に逆行するかの様な意匠を持つ。 最大の特徴は、「ガンダムタイプ初のフルスペックNT専用機」であり、攻防一体型のオールレンジ兵器"フィン・ファンネル"を装備していることである。
当初、この機体のサイコミュシステムは、あくまで"ファンネルをコントロールする"ためのものであったが、ネオ・ジオンのMSサイコ・ドーガの鹵獲によって"サイコ・フレーム"がロンド・ベルにもたらされたため、若干の改装が加えられることとなった。サイコ・フレームはサイコミュの機能を持つコンピューターチップを金属粒子のレベルで構造材に鋳込んだもので、これをコクピット周辺などに配置することで、脳波コントロールのレスポンスが向上するという機能を持っていた。不確定要素はあるものの、アムロ自身が自らのNT能力に懐疑的であったため、ファンネルのコントロールをより確実なものとするため、適正技術のサイコ・フレーム採用に踏み切ったのであった。
かくして、ロンド・ベルはようやくシャアのネオ・ジオンと拮抗するフラッグシップMSを運用することができるようになったのである。ちなみに、建造途中でバックパックの換装やスタビレーターの増設、フルロード時の武装配置、塗装パターンなどの仕様が変更されたため、制式番号などにも若干改訂が加えられている。
[組立説明書より引用]
HGUC #095
Hi-νガンダム
HGUC #086
νガンダム
(C)=クレオス
(G)=ガイアノーツ
(F)=フィニッシャーズ