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E.F.S.F. MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT
U.C.0079年10月、RGM-79ジムの本格的な量産が開始された。それらは、RX-78の基本構造に基づいて再設計され、脚部やマニピュレーターなどの構造は、モニタリング装備やオプションの機動装備などを除き、ほぼそのままのスペックで建造された。ただし、いわゆる"万能型"ではなく"余分な"装備をオミットするというコンセプトに基づいていた。
つまり、投入する環境をあらかじめ選択することで、一方の装備は不要となる。その分、機体の軽量化とプロペラントの増加が可能となる。この構造は巧妙にシステム化され、基本的にはコア・ブロックと同等の中枢ブロックを換装することで、投入環境を選択できるようになっていたのである。実際、そのブロックを除いた機体部品の共有率は九割以上とされ、ひとつの生産ラインで地上用と宇宙用の機体を生産することも可能であったという。
そして、ジャブローにおける第一次生産機として、地上用の機体が42機生産され、初期の部隊編成に使用された。
続いて細部に設計変更が施された後、およそ6ヶ所(同年12月以降に奪回されたキャリフォルニアベースなどを含む)を生産拠点として、いわゆる第二次量産機が、終戦までに288機生産されていると言われている。
ちなみに、開発系統的に"RX-78を経由しない"機体も数種開発、あるいは先行量産されており、いわゆる"ジム"と呼ばれる機体の生産、平均スペック、投入時期や評価などを著しく混乱させている。問題なのは、それらを含めるまでもなく、一年戦争時に生産された「連邦軍製MS」の実際の総生産数自体、全くもって不明瞭であることだろう。
[組立説明書より引用]
HGUC #020
ジム
HG
ガンダムVer.G30th
フィニッシャーズがメイン