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E.F.F. PROTOTYPE TRANSFORMABLE MOBILE ARMOR
"アッシマー"は、大気圏内において単機で飛行能力を持つ初めての機体として開発されたTMA(可変・モビルアーマー)である。この機体の開発はNT(ニュータイプ)研究所のひとつ"オークランド研究所"で進められており、上半身を円盤状に変形させることで空力特性を変えてリフティングボディとし、脚部を変形させた強力な推進装置によって戦闘機に匹敵する機動性を獲得している。
各可動箇所にはマグネットコーティングが施されており、変形に要する時間は僅か0.5秒である。この機能によって、高々度進出から落下、降下中にMS形態で白兵戦を繰り広げ、再びMA形態となって離脱するといった戦術を展開することが可能となった。ド・ダイなどのS.F.S(サブフライトシステム)の補助を必要とせず、これだけ立体的な戦闘が単機で可能な機動兵器は、文字通り空前絶後であったと言える。独自の形状もあって対弾性も高く、生産性も優れていたことから後に少数量産され、航空戦力の代替やMSの増備も兼ねて連邦地上軍の各基地に配備された。
グリプス抗争時には試作機がエゥーゴ部隊の追撃戦に投入され、戦争後期にはダカール攻防戦などに投入されているほか、その高々度進出能力を活かし、遭難した民間シャトルの救助活動(「プロスペロー号撃墜事件」と呼ばれる)に動員された機体もあった。
[組立説明書より引用]
HGUC #054
アッシマー
フィニッシャーズの塗料をメインに調色しています。